透析患者さんのための「国内・海外」旅行計画チェックリスト

透析患者さんのための「国内・海外」旅行計画チェックリスト

透析患者さんのための「国内・海外」旅行計画チェックリスト

事前に十分な準備をすれば、透析治療を行っていても、国内や海外の旅行を楽しむことができます。
ここでは、透析患者さんにご旅行を楽しんでいただくうえで、旅行前・旅行中・旅行後それぞれのタイミングで確認してほしいことをまとめています。

持ち物チェックリストも併せてご利用ください。

国内・海外旅行の計画を立てる際に注意すること

  • かかりつけの先生に旅行について相談しましょう。
    旅行に行っても体調などに問題がないか、まずは先生に確認してください。
  • 旅行計画は、からだに負担をかけないようなスケジュールにしましょう。
  • 旅行先や日程を決めたら、旅行先の透析施設を探し、予約します。
    日本透析医学会が発行している「日本透析医学会施設会員名簿」で旅行先の施設を探すことができます。医療スタッフに相談して利用してみましょう。
    海外の場合は、旅行会社に費用や日本語を話せるスタッフがいるかを確認しましょう。
  • 旅行の1カ月前までには、旅行先の透析施設に透析を依頼しましょう。
  • かかりつけの先生に紹介状や診療情報・透析条件等の書類を作成してもらい、透析施設に送ります。旅行直前の透析経過用紙をコピーして持参しましょう。
  • 海外旅行では、機内の特別食などがあれば事前に申し込んでおきましょう。

旅行中に注意すること

  • 外食は味が濃いめなことも多いため、普段よりも食事内容に気をつけ、塩分やカリウム、リンをとりすぎないように注意しましょう。
  • 水分摂取も毎日の生活と同様に気をつけましょう。
  • 定期薬は忘れずに持参してください。日頃、カリウム値が高い方は、カリウムの薬も忘れずに持参してください。
  • 感染症にかからないように、手洗い・うがいをしましょう。感染症にかかりやすそうだと感じたら、生ものを食べるのは避けるといいかもしれません。
  • 緊急時は連絡がとれるようにしましょう。
  • 国内での透析治療では、自己負担金が生じますので、お支払いください。保険証で負担金は違ってきます。海外では全額実費です。

旅行から帰ってきたら注意すること

  • 体調は普段と変わらないですか? なにか変わったことがあったら、主治医や医療スタッフに相談しましょう。
  • 体重が増えすぎていないか、体重計で測定して確認しましょう。
  • 旅行先での透析経過用紙を持参し、医療スタッフに渡してください。
  • 海外旅行の場合には、医療費の還付手続きを行います(事前に必要な書類を準備する必要があります)。
  • 保険の種類により、自己負担金が返納される場合もあります。

旅先への持ち物リスト

No. チェック内容
1 健康保険証
2 特定疾病療養受療証
3 身体障害者手帳
4 主治医の紹介状
5 出発前に受けた透析の記録(これまでの透析に関するデータも)
6 常備薬(海外旅行の場合は、普段よりも余分に準備します)
7 低たんぱく食(可能であれば)
8 海外旅行の場合:医療費還付手続きのための必要書類
9 厚手の着衣や毛布(海外の透析施設はエアコンが効き過ぎている場合があります)