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医薬品

2014年11月19日

高リン血症治療薬「PA21(開発番号)」製造販売承認申請のお知らせ

 キッセイ薬品工業株式会社(本社:長野県松本市、代表取締役会長兼最高経営責任者:神澤陸雄)は、この度、高リン血症治療薬「PA21(開発番号)」の製造販売承認申請を行いましたのでお知らせ致します。

 当社は2010年9月に日本における本剤の独占的開発・販売権を取得し、開発を進めてきました。現在、本剤の権利を持つビフォー・フレゼニウス・メディカル・ケア・リーナル・ファーマ社(本社:スイス、CEO:Stefan Schulze)は、世界32ヵ国で承認を取得しており、米国及びドイツ、ポルトガルにてVelphoro®の商品名で発売しています。

 本剤は、リンを吸着するために鉄を用いた高リン血症治療薬であり、消化管内でリン酸と結合し体内へのリンの吸収を抑制することにより、血清リン濃度を低下させます。また、水なしでも服用でき、水分制限が必要な透析患者さんへ新たな治療選択肢を提供できるものと期待しております。

 国内における慢性透析患者数は毎年増加しており、2013年末時点で約31万人に上ります。本剤の承認を取得、発売することにより、透析領域における製品ラインアップを強化し、透析医療に一層貢献してまいります。


以上

《ご参考》
ビフォー・フレゼニウス・メディカル・ケア・リーナル・ファーマ社(Vifor Fresenius Medical Care Renal Pharma Ltd.)について:
 欧州の製薬企業であるガレニカ社(本社:スイス)が55%、フレゼニウスメディカルケア社(本社:ドイツ)が45%出資し、2010年末に設立されました。慢性腎臓病(CKD)に罹患している患者さんの生活を改善するために、革新的かつ高品質な治療方法を世界中で提供しています。

高リン血症について:
 慢性透析患者さんは、腎臓の機能低下により、食事によって吸収された余分なリンが腎臓から排泄されず、血清リン濃度が上昇して高リン血症を呈します。高リン血症は、血管石灰化の促進因子の一つであり、心不全などの心血管病変に影響し、死亡リスクを上昇させることから、血清リン濃度の適切な管理が必要とされます。現在、慢性透析患者さんの高リン血症に対しては、食事療法によるリン摂取量の管理、透析での除去に加えて、消化管からのリン吸収を抑制するために様々なリン吸着薬が用いられています。