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よりよい出産をむかえるために

妊娠をする前までは気にならなかった毎日の生活のこと。
わからないことや、おかしいな?と思うことがあったら必ず主治医に相談しましょう。

気になる妊娠中の生活

食べもの

バランスとカロリーコントロール

食生活が豊かになった今の時代、「妊娠したら2人分」という食習慣は、過去のはなし。バランスよく、カロリーコントロールしながら食べましょう。
また、妊娠中は禁酒が基本です。お母さんがお酒を飲むと、胎盤を通して赤ちゃんもお酒を飲んだ状態になってしまいます。

・食べすぎに注意

・太りすぎを防ぐため、油分・糖分を減らしてカロリーダウン

・塩分を取り過ぎない(とりすぎると妊娠高血圧症候群の原因になります)

・鉄分とカルシウムは意識して多く

・甘いものの食べすぎに注意

たばこ

たばこは赤ちゃんのトラブルのもと

たばこのニコチンには、血管を収縮させる作用があります。そのため、お母さんがたばこを吸うと、血管が細くなり胎盤へ流れる血液の量が少なくなってしまうのです。その結果、赤ちゃんに十分な酸素や栄養が運べなくなります。また、たばこの成分は、それ自体が赤ちゃんの害になります。まわりの人が吸うたばこの場合も同様。赤ちゃんのためにも、禁煙の努力をしましょう。

体重

太りすぎに注意

一般的に、妊娠前から出産直前までの体重増加は10kg前後といわれています。でも、どんな人でも、1週間に500g以上の体重増加がみられたら要注意。太りすぎたり、体重が急激に増えたりすると、合併症を発症する可能性が高くなります。ほかにも、赤ちゃんが大きくなりすぎたり、産道や骨盤に脂肪がついて赤ちゃんが通りにくくなったりすることも。太りすぎはお母さんのためにも、おなかの赤ちゃんのためにも決してよいことではありません。きちんと体重管理をして、食生活にも気を使いましょう。

運動

自分に合った運動をマイペースで

妊娠中は運動不足になりがち。健康を維持し、出産に備えた体力づくりをするためにも適度な運動が必要です。ポイントは、マイペースで、無理なく、からだを動かすこと。時間を競ったり、勝ち負けをつけたりするスポーツはやめて、疲れたらすぐ休憩できる運動を楽しみましょう。最もおすすめなのはウォーキング。おなかが張ったら休むことを忘れずに。
そのほか、マタニティビクスやスイミングなど、妊婦さんむけのスポーツ教室もあります。主治医に相談して自分に合った運動を楽しみながら行うようにしましょう。

家事

おなかに負担をかけないように

主治医からとくに安静をいわれていないかぎり、家事はいつも通りこなせます。ただし、長時間立ったままは、むくみ・疲れの原因になりますので、立ち仕事は避けて、座ってできることは腰掛けてするようにします。また、おなかに負担のかかる動作や仕事は避けましょう。疲れたり、少しでも異常を感じたら、きちんと休むことが大切です。

・重いものを持つのはなるべくやめましょう
大きな買い物はご主人やお友達とご一緒に

・前かがみ、中腰、背伸びはお母さんの体に負担がかかります
ふとんのあげおろし、掃除機かけ、お風呂掃除などは、ご主人に手伝ってもらいましょう

・長時間立ちっぱなしは避けましょう
疲れたらすぐ休む、座って作業するなどのこころがけが大切

妊娠中のセックス

おなかに赤ちゃんがいることを考えて

主治医からストップがかかっていないかぎり、性生活に関してとくに制限はありません。でも、おなかに赤ちゃんがいることを考えて、全期を通じて、無理をしない、おなかを圧迫しない、あまり刺激的なことはしない、体を清潔にする、などに注意しましょう。
ただし、出血や下腹部痛のあるとき、おなかが張っているときは避けてください。切迫流産・早産のときには、安静が必要ですので禁止です。いずれにしても、今までとまったく同じというわけにいきません。少しでも異常を感じたらすぐにやめ、主治医に相談してください。

お医者さんに行くときは

必ず妊娠中であることを告げて

基本的には産婦人科で診察しますので、風邪などのときも産婦人科の先生にまず相談するといいでしょう。もし、産婦人科以外の科に行く場合は、必ず妊娠中であることをお医者さんに告げてください。薬を処方してもらうときも同様です。

切迫流産・早産といわれたら

流産や早産の原因はさまざまですが、お母さんの体に無理が重なった結果として起こることもあります。
妊娠中には今までの80%くらいの行動にとどめるようにこころがけましょう。

切迫流産・早産ってどうなること?

流産・早産になりかけの状態です

流産とは、妊娠22週未満に妊娠が中断してしまう(分娩してしまう)ことをいいますが、出血や痛みなどの症状があり、流産が差し迫っている状態が「切迫流産」です。
た、妊娠22週以降37週未満で妊娠が中断してしまうのが早産で、早産になりそうな場合を「切迫早産」と呼んでいます。

切迫流産・早産の症状?

おなかの張り・痛みや出血がサイン

切迫流産や切迫早産にはほとんどの場合兆候があります。おもな症状は、おなかの張り、下腹部痛、腰の痛み、出血です。こうした症状を感じたときは、自宅で安静にして、よくならなければ必ず早めに病院で診察を受けましょう。

切迫流産・早産の治療法は?

安静が第一です

切迫流産、切迫早産の治療で最も大事なことは、安静です。どこまで安静にするかは症状によって異なり、外来か、入院かを含めた「安静の程度」は主治医によって判断されます。
また、流産・早産の原因はさまざまですが、流産・早産になりかけの切迫流産・切迫早産で共通してみられるのが、子宮の収縮です。切迫流産や早産で症状として現れるおなかの「張り」は、この子宮の収縮によるものなのです。したがって、症状が進行したり、進行すると予測される場合には、子宮の収縮を抑え、「張り」をとる治療(子宮収縮抑制)をします

安静ってどれくらい?

主治医の指示に従って

どれくらい安静にするかは、症状によって異なります。細かい生活上の指示は主治医に確かめてください。
自宅で安静にしている場合、一般的には、家事は身の回りのことや簡単なことだけにして、掃除、洗濯、食事の用意などは控えましょう。家事をする場合は、できるだけ立ち仕事を減らします。動きまわるのは、洗顔、トイレぐらいにして、入浴は控えシャワーですませます。長時間歩いての買い物や運動も避けるべき。また、症状が治まり安定期に入るまでセックスは厳禁です。ちょっとでも疲れたなと思ったら、すぐに横になるようにしましょう。

監修

コスモス女性クリニック 院長 野末悦子 先生

監修者の所属及び肩書きは監修当時のものです。

作成:2002年