●エストロゲンの減少が主な原因
 更年期に現れる症状は人それぞれで、症状の重い、軽いも、人によって違います。そのなかで、日常生活に支障をきたすほどの場合をとくに「更年期障害」と呼んでいます。
 更年期になると心身ともにトラブルが起こるのは、女性ホルモンのエストロゲンの働きが失われてしまうからです。エストロゲンには、月経周期のコントロールなど、妊娠・出産に関係する働きがあることが知られていますが、実はそれ以外にも脳、皮膚、血管、骨、泌尿器などに働きかけて、女性の身体を健康に保っているのです。したがって、更年期になり、エストロゲンの分泌が減少すると、さまざまなトラブルが生じてくるのです。
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エストロゲンのおもな働き
気分を明るくする
皮膚の乾燥を防ぎ、はりのある肌を保つ
毛髪の発育を促進する
血液中の脂肪の量を正常に保ち、
 心血管系の病気にかかりにくくする
骨の生まれ変わりを助け、
 骨からのカルシウム流出を防ぐ
脳や神経の働きを活発にする
女性生殖器を成熟させ、妊娠、出産にそなえる
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