「快尿食」秋のレシピ牛肉ときのこのしぐれ煮

なぜこのレシピ?
しぐれ煮とは、ショウガを加えた佃煮(つくだに)の一種のことで、漢字では時雨(しぐれ)と書きます。
しぐれ煮の語源の一つに、いろいろな風味が口の中を通り過ぎることから、一時的に降る時雨にたとえて「しぐれ煮」と名付けられたという説があります。
牛肉ときのこのしぐれ煮は、まいたけやしめじといった旬のきのこの風味を堪能するにはうってつけの料理です。
また、牛肉に砂糖をまぶしてから炒めると保水性が高まり、みずみずしくてジューシーな味わいになります。
快尿プラスワン
牛肉には、アミノ酸の一種である「アルギニン」が豊富に含まれています。
アルギニンは体内で一酸化窒素(NO)と呼ばれる物質の産生を高めます。一酸化窒素は膀胱の筋肉を柔軟にする働きがあり、おしっこトラブル(尿トラブル)の解消が期待できます。
また飾り付け用の枝豆にも、アルギニンが含まれ、ビタミン・ミネラル成分をあわせもつ栄養価の高い食材です。
材料(1回分)※2人前
まいたけ※1
150g
しめじ※2
150g
牛こま肉
200g
ショウガ
20g
枝豆(冷凍でもOK)
20g(さやから取り出した状態)
サラダ油
大さじ1
砂糖
大さじ3
酒
大さじ2
しょうゆ
大さじ2
※1,2きのこについて:まいたけやしめじがお勧めですが、どちらか1種類や生しいたけ・エリンギ・えのきだけなど別のきのこを加えていただいてもおいしくつくることができます。きのこ類は合計で300gを目安としてください。
作り方
ショウガは皮がついたまま千切りにする。まいたけは手でほぐして小さくする。しめじは石づきを切り、手で小房に分ける。枝豆は熱湯で4分30秒ゆで、ザルにあけて粗熱を取る
フライパンにサラダ油をひき、ショウガを入れて中火で30秒炒める
(2)に牛こま肉と砂糖を入れ、強火にして1分炒める
(3)にまいたけ、しめじを入れ、中火で全体がしんなりするまで炒める
全体がしんなりしたら、酒、しょうゆを加えてよく混ぜ、水分が飛んで煮詰まったら火を止める
器に盛り、枝豆をさやから取り出して飾り付ける