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重要な注意事項

お薬には、疾患や体の状態によっては、服用できない場合があります。
服用するにあたり、ご自身が以下の状態に当てはまると思われる場合や、気になる点がありましたら、医師または薬剤師にご相談ください。
また、服用中に、起こりうる異変(副作用)の症状にもご注意ください。

服用できない方

以下に当てはまる方は服用できません。
また、服用中に以下に当てはまるような変化があった場合は、速やかに医師または薬剤師にお伝えください。

いままでにナルフラフィン塩酸塩を服用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある方。
服用によって、アレルギー症状が出るおそれがあります。

服用前に医師への相談が必要な方

以下の項目に一つでも当てはまる方は、服用する前に、医師または薬剤師に必ずご相談ください。

妊娠中または授乳中の方
妊娠中または授乳中にナルフラフィン塩酸塩を服用した場合の安全性は確認されていません。
他のお薬を服用している方
(市販のサプリメントや健康食品なども含む)

医薬品やサプリメントなどのなかには、一緒に服用することで効き目を弱めてしまう組み合わせや、逆に効き目を強めてしまい思わぬ副作用を引き起こす組み合わせがあります。
以前から服用しているお薬やサプリメントなどがある場合、その名前や種類を医師にお伝えください。
ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「キッセイ」を処方された病院以外の病院にかかる場合は、このお薬を服用していることを医師にお伝えください。

【一緒に服用する際に注意が必要なお薬や飲み物の例】

注意が必要なお薬の一般名など 併用に注意が必要な理由
イトラコナゾールなど(アゾール系抗真菌剤) 体内でナルフラフィン塩酸塩の成分の濃度が上がって作用が強くなり、副作用が起きやすくなるおそれがあります。
ミデカマイシン(抗菌薬)
リトナビル(抗HIV薬)
シクロスポリン(免疫抑制薬)
ニフェジピン(降圧薬)
シメチジン(消化性潰瘍薬)
グレープフルーツジュース
睡眠薬 不眠、幻覚、眠気、ふわふわと感じるめまい、ふるえ、せん妄などが起こるおそれがあります。
抗不安薬
抗うつ薬
抗精神病薬
抗てんかん薬
オピオイド系薬剤(鎮痛薬) ナルフラフィン塩酸塩と同様の部位に作用するため、お互いの作用を強めるあるいは弱めるおそれがあります。

服用に注意が必要な方

以下の項目に一つでも当てはまる方は、他の患者さんよりも副作用が起こりやすい可能性があります。体調の異常を感じることがあれば、医師または薬剤師にご相談ください。

高齢の方
一般に高齢の方では生理機能が低下しているため、お薬の代謝がうまくできず、効果や副作用が強く出る可能性があります。
肝臓の機能に中等度または重度の障害がある方
お薬の代謝がうまくできず、効果や副作用が強く出る可能性があります。
肝炎、肝硬変、脂肪肝などの診断を受けている方、肝機能検査で異常値が出ている方は医師にお伝えください。

服用中に起こる可能性がある副作用

服用中に次の症状が出たら医師へ相談してください。

肝機能障害、黄疸
症状は血液検査でAST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTPの値が著しく上昇する、などです。
また、肝機能が低下すると黄疸になることがあります。皮膚、粘膜、白目の部分などが黄色く染まるなどの症状があらわれます。

その他に起こる可能性がある副作用

服用中に以下の症状が出たら医師または薬剤師にご相談ください。

  • 不眠
  • 便秘
  • 眠気

など

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