血管外漏出への対応

血管外への漏出が疑われる場合は、重症化を防ぐためにも迅速かつ適切に対処します。
漏出した抗がん剤の種類や症状に応じて皮膚科や形成外科の受診を検討します。

ビンカアルカロイド、ラステット®(エトポシド:VP-16)の場合、下記でもよい。

  • ■ 温熱圧迫する。
  • ■ 必要に応じ、鎮痛剤、局所麻酔剤を用いる。
  • ■ 組織破壊が強い場合、外科的処置が必要となる場合もある。
  • ■ ステロイド剤と局所麻酔剤の局注を1、2週間併用することにより良好な結果を得たとの報告もある。

監修 国立がん研究センター中央病院
通院治療センター・センター長 乳腺・腫瘍内科 科長 田村 研治
皮膚腫瘍科 科長 山﨑 直也
看護部 がん化学療法看護認定看護師 朝鍋 美保子

主に抗がん剤による血管漏出の予防、早期発見、対処方法に関してわかりやすく記載しています。(A5 16ページ)

抗がん剤の血管外漏出の予防と対応ガイド 抗がん剤の血管外漏出の予防と対応ガイド(PDF)


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