血管外漏出後の対応

血管外漏出記録票の記票

血管外漏出が認められた症例については経過を確認し、同一血管からの抗がん剤の投与を避けるなどの対応が必要です。また、下記のような血管外漏出記録票を参考に血管外漏出時の状況などについてカルテに記入し、場合によっては経過を写真に残しておくことが大切です。

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血管外漏出後の患者さんの精神面のケア

■POINT 患者さんの訴えに対しては誠意をもって早急に対応する

血管外漏出後に、患者さんから下記のような訴えがあった場合は、しっかり傾聴し、誠意をもって早急に対応します。その際、患者さんと一緒に経過を追い、記録するようにしましょう。また、血管外漏出時の治療、処置、経過、付随する症状について説明することも大切です。

【血管外漏出後に起こり得るさまざまな変化】

●痛み、後遺症  ●外観の変化  ●日常生活の変化
  ●治療の中断  ●医療者への不信感

監修 国立がん研究センター中央病院
通院治療センター・センター長 乳腺・腫瘍内科 科長 田村 研治
皮膚腫瘍科 科長 山﨑 直也
看護部 がん化学療法看護認定看護師 朝鍋 美保子

主に抗がん剤による血管漏出の予防、早期発見、対処方法に関してわかりやすく記載しています。(A5 16ページ)

抗がん剤の血管外漏出の予防と対応ガイド 抗がん剤の血管外漏出の予防と対応ガイド(PDF)


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