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キッセイの「これから」

キッセイ薬品は1946年の創立以来、「研究開発なくして製薬企業にあらず」の信念を持ち、独自の新薬開発に力を注いでいます。
創薬から育薬までは長い年月を要するだけでなく、様々な部署の協力・連携が必要です。

研究開発・製造・販売の全プロセスで「患者さんのために」という想いを共有し、業務を推進しています。

創薬研究

「知恵を結集し、新薬に挑戦する」
創薬研究部門

北アルプスの麓 安曇野の地で創薬研究を推進します。
新薬の発売に至るには、登山のように長く険しい道のりを上り詰める必要があります。
だからこそ、知識と技術を結集し、研究者同士の連携を大切にしています。

新薬の開発に必要とされる期間は9~16年、成功確率は24,553分の1(日本製薬工業協会「てきすとぶっく製薬産業2016-2017」より)といわれ、長い年月と巨額の投資を必要とします。キッセイ薬品は、新薬の研究開発に経営資源を重点的に投下しており、長野県安曇野市に中央研究所、第二研究所、製剤研究所を、新潟県上越市に化学研究所を置き、売上高の約20%を研究開発費としています。一方、研究開発の効率化を図るため、泌尿器、腎・透析など当社が強みとする領域を研究開発領域と定め、国内外の製薬企業との提携による技術導入・導出も積極的に行っています。

創薬研究部門の中には新規創薬技術の調査導入、候補化合物の合成、化合物の評価、合成ルートの検討など様々な業務・専門があります。まだ十分な治療薬がない疾患に、患者さんが必要としている薬剤を提供したいという同じ想いを持つ研究者同士が、専門は違っても日常的に意見交換を行い、連携を密に取ることで、困難な創薬研究に挑戦しています。

非臨床研究

「精度の高い実験を通して実験技術と知識を培う」
開発研究部門

開発研究部門では、動物や培養細胞を用いて、候補物質の有効性と安全性に関する様々な検討を行ない、承認申請に必要な資料を作成します。開発研究部門は薬理(期待する効果があるか、どのようなメカニズムで効果を現わすのか)や薬物動態(どのように体内に吸収され、分布・代謝・排泄されるか)、安全性(生体にとって安全か)などの部署に分かれていますが、お互いに情報共有やミーティングを行いながら業務を進めていきます。

製剤研究

「高品質の製剤を、より早く」
製剤研究部門

製剤研究部門は製剤の設計、分析試験法の開発、臨床試験のための治験薬の供給、実生産のための製造部門への技術移転等を担っています。また、新剤形の研究も重要な業務の一つです。

幅広い業務を行う上で、医療からのニーズや最新の医療行政、各種規制の動向を的確に捉えながら、患者さんのクオリティオブライフ(QOL)や利便性向上に貢献する付加価値の高い、高品質の製剤を早期に提供することを目指しています。

臨床試験

「新たな治療の選択肢を、最適な形で」
臨床開発部門

臨床開発部門の役割は、新薬を世に出す=承認申請に必要なデータを作成するため、ヒトを対象とした有効性や安全性の試験(治験)を行うことです。治験は倫理性、論理性、科学性を重視し、厚生労働省が定めた基準(GCP)に従って行われ、治験を行う医師からの十分な説明と、患者さんご本人の理解と同意の上で実施されます。

キッセイ薬品の臨床開発部門は、新薬を最適な形で、一日でも早く世に出すことを目指し、全国の治験施設(治験を実施する医療機関)を訪問して臨床試験の依頼・管理を行うモニターをはじめ、開発戦略の立案や規制当局との折衝を担う部署、臨床試験の品質確認や試験データの解析を行っています。
医療機関のドクターや治験コーディネーター、参加いただく患者さんなど、様々な方のご協力があってはじめて治験を実施できます。そうして生まれた新たな薬剤を、患者さんの治療選択肢の一つとしてお届けしたいと考えます。

医薬品製造

「高品質な製剤を安定供給する」
生産部門

キッセイ薬品の生産部門は、製品の品質確保に注力しています。創立当時からの経営理念「純良医薬品を通じて社会に貢献する」を実現するために、各工場では厚生労働省が定めた製造管理及び品質管理の基準(GMP)の遵守と更なる品質の確保に取り組んでいます。患者さんが安心して使用できる薬剤を、自信を持って世に送り出したいと考えています。
ひと口に「品質の確保」といっても様々です。そのため、「従来の品質で十分」とは考えず、医薬品を取り巻く環境変化を的確に捉え、試験の論理性を高めて「科学的根拠のある高品質」を目指しています。

例えばチュアブル錠は噛み砕いて水なしでも服用できる剤形です。
「噛み砕きやすい製剤」「より服用しやすい製剤」でありながら、製造工程では割れない強度が必要です。その両立のため、設備や必要な手順に改良を加え、品質試験を繰り返し行うことで、生産体制を構築してきました。

安全性情報

「安全性」
安全管理部門

安全管理部門では、市販後に得られる情報から、より安全で適正な使用方法を検討しています。医薬品は市販後には幅広い年齢層や様々な病態の患者さんに使用されることから、治験時など発売前には予想されない有害な作用が現れる可能性があります。私たちは、市販後の製品について国内外からの安全性情報を計画的に収集、評価し、必要に応じ国への報告や添付文書の「使用上の注意」改訂などを行い、有効で安全な使い方に関する情報を医療関係者へ伝えています。

MR

「幅広い患者さんに、適正使用を」
営業部門

MR(医薬情報担当者)は医療機関を訪問し、自社製品の適正使用のため、有効性・安全性等の情報を医療関係者に提供します。また、実際に患者さんに処方された有効性や安全性情報を収集し、安全管理部門で評価・分析された結果を医療関係者に情報伝達しています。このような活動を通して、自社製品の適正使用が進み多くの患者さんの役に立つことを目指します。

キッセイ薬品は、
新薬を通して世界の人びとの健康に貢献することを目指して、
今後も着実に歩んでいきます。

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