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医薬品

2008年6月 2日

新規糖尿病治療薬KGTの日本での開発販売権のグラクソ・スミスクライン社へ供与のお知らせ

 キッセイ薬品工業株式会社(代表取締役社長 神澤陸雄)は、当社が創製した選択的SGLT2阻害薬「KGT」について、 日本、韓国、中国及び台湾における独占的開発及び販売権をグラクソ・スミスクライン社(本社:イギリス、以下「GSK社」)に供与する契約を締結しましたのでお知らせ致します。

 KGTについては、平成14年10月に欧米などにおける独占的開発及び販売権をGSK社に供与する契約を締結しており、 これにより当社は全世界におけるKGTの独占的開発及び販売権を同社に許諾したことになります。本契約により、当社は、 契約金、マイルストン及び製品販売に伴うロイヤルティーの支払いを受けます。

 当社は、糖尿病などの代謝内分泌系疾患を創薬研究の重点領域の一つに位置づけており、これにより創製した糖尿病治療薬 「グルファスト®」を平成16年から日本国内において武田薬品と共同で販売しています。当社は「グルファスト®」の販売に注力していくことから、 KGTについては、国内の開発及び販売権についてもGSK社に供与することと致しました。

 KGTは当社の糖尿病治療薬研究プロジェクトにおいて創製された選択的SGLT2阻害薬で、腎臓における糖の再吸収に関与する糖トランスポーター のSGLT2を選択的に阻害して糖の再吸収を抑制し、余分な糖を体外に排泄することによって糖尿病を治療する新規作用機序の経口血糖降下薬です。 本薬は、すい臓のβ細胞に負荷を与えずに高血糖を是正し、また糖毒性を解除させてインスリン抵抗性を改善させることから、糖尿病の根本的な治療につながる 画期的新薬となる可能性を有しています。また、KGTはその作用メカニズムから新しい抗肥満薬としても注目されています。



以上



≪ご参考≫

<グラクソ・スミスクライン社の概要>

■本社所在地
イギリス ロンドン

■設立
2000年

■最高経営責任者(CEO)
アンドリュー・ウィティー

■従業員数
約10万人(全世界)

■売上高
227億ポンド(2007年)

■URL
http://www.gsk.com

SGLT2 (Sodium-dependent Glucose Transporter 2)
糖の生体内での輸送にかかわる糖トランスポーターの一つです。腎臓に特異的に存在しており、腎臓での糖再吸収で主要な役割を担っています。血中の糖が腎臓内で一旦ろ過されて再び再吸収される際に、このSGLT2が糖を血液中に戻すことが知られています。