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2023年7月 3日

AI創薬システム導入のお知らせ

 キッセイ薬品工業株式会社(代表取締役会長兼最高経営責任者:神澤陸雄)は、この度、Iktos SA(本社:フランス、最高経営責任者: Yann Gaston-Mathé、以下、「イクトス社」)のAI創薬システムMakya™(以下、「本システム」)を導入したことをお知らせします。
 本システムの導入により、AI技術を用いて、目標とする基準に適した新規低分子化合物の速やかな設計が可能となり、創薬開発スピードの向上に繋がります。

 当社の代表取締役会長兼最高経営責任者である神澤陸雄は、「イクトス社は最先端のAI技術を有しており、その技術を低分子創薬に重点的に活用する姿勢は、当社の考え方に合致しています。今回の導入により、当社のメディシナルケミストリーが強化され、短期間で競争力のある革新的な化合物が創出されることが期待でき大変嬉しく思います」と述べています。

 イクトス社の最高経営責任者であるYann Gaston-Mathé氏は、「キッセイ薬品の研究者が創薬プロジェクトで当社のシステムを使用することに興奮と誇りを感じます。当社は、強力なアルゴリズムやこれまでに確立した多くの共同研究の経験から得たノウハウと、直感的で使いやすいインターフェースを組み合わせることにより、低分子化合物創薬の加速に役立つ革新的な技術プラットフォームの構築に努めています」と述べています。

 当社は、創薬研究開発型企業として、従来にない革新性・有用性を有する新薬の創製を目指し、化合物の創製・評価技術の強化に努めております。AI技術を活用することで、創薬研究のスピードとクオリティを追及し、革新的新薬の創製を実現していきます。



以上

※メディシナルケミストリー; 治療標的(受容体等)への作用だけでなく薬物動態・物性・安全性といった医薬品に必要となる特性を満足する化合物をデザインし合成する創薬研究領域



《ご参考》

イクトス社について
 イクトス社は、化学研究、医薬品化学および新薬設計に応用されるAIソリューションの開発を専門とする、2016年10月に設立されたスタートアップ企業であり、ディープラーニング(深層学習)生成モデルに基づく独自の革新的なソリューションを開発しています。これにより、既存のデータを使用して、低分子化合物探索プロジェクトの基準を満たすようインシリコで最適化された分子の設計が可能になります。この技術により、初期段階の医薬品の研究開発における生産性を大幅に向上させることができ、その技術をクラウド上のサービスである"Makya™"にて提供するほか、逆合成のためのAI技術に基づく合成計画ソフトウェア"Spaya™"を提供しています。詳細については、https://iktos.ai/をご覧ください。



AI創薬システム導入のお知らせ 【PDF/209.1 KB

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