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ヘルスケア

2005年1月11日

万有製薬の腎臓疾患患者等を対象とした特殊食品事業売却についてキッセイ薬品と合意

万有製薬株式会社
キッセイ薬品工業株式会社



 キッセイ薬品工業株式会社(本社:松本市、代表取締役社長:神澤 陸雄、以下キッセイ薬品)と万有製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長:平手 晴彦、以下万有製薬)は、本日、万有製薬が子会社の万有エー・エス・シー株式会社を通じて運営している腎臓疾患患者等を対象とした特殊食品事業を、キッセイ薬品が取得することで合意に達したことを発表しました。

 本契約に基づき、キッセイ薬品は万有製薬の腎臓疾患患者等を対象とした特殊食品事業の営業権を承継し、全製品を同社ヘルスケア事業部の商品として、2005年3月1日から販売を開始いたします。なお、販売移管を円滑に行うため、本日から2月末日まで、両社は協力して顧客対応等の販売承継活動を行います。

 今回万有製薬からキッセイ薬品へ営業権が承継される製品は、低たんぱく食品、高カロリー低たんぱくカロリー確保食品です。低たんぱく食事療法は、たんぱく質を抑えて腎臓への負担を減らし、かつ必要十分なエネルギーの確保が原則となっていますが、これらはその目的に適した製品として高く評価されています。

 万有製薬は、2004年3月に米国メルク社*の100%日本法人になりました。それに伴い、「コアビジネスである医薬品事業に資源を集中する」という米国メルク社の戦略のもと、事業の再検討を行なってきました。また、キッセイ薬品は主力の医薬品事業に加え、1990年よりたんぱく質・リン・カリウム調整食品や介護・高齢者食品等を開発・販売するヘルスケア事業を手がけており、さらにこれを発展させ、医薬品と食品の両面から患者さんの健康促進に貢献するという戦略のもとに事業を展開してきました。今回の承継は、このような両社の意向が合致し合意に達したものです。


以上



万有製薬からキッセイ薬品へ営業権が承継される製品
・「万有ゆめシリーズ」:低たんぱく米飯(4種類)、低たんぱく米(1種類)、低たんぱくせんべい、レトルト食品(17種類)
・「マクトンシリーズ」:高カロリー・低たんぱく食品(クッキー、ビスキー、ようかん、ゼリー2種類、パウダー、オイル)

*Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, New Jersey, USA


≪ご参考≫

キッセイ薬品工業株式会社(http://www.kissei.co.jp/)
 「世界の人びとの健康に貢献できる独創的な医薬品を開発し提供する創薬研究開発型企業を目指す」を経営ビジョンとして掲げ、創薬研究重点領域(1.泌尿・生殖器、2.内分泌・代謝、3.免疫・アレルギー領域)における新薬の研究・開発、製造とマーケティング重点領域(1.泌尿器科、2.産婦人科、3.眼科、4.内科(生活習慣病領域))における医療用医薬品の販売を主事業とする。1990年からたんぱく質・リン・カリウム調整食品、介護・高齢者食品等の開発・販売を行うヘルスケア事業を開始し、医薬品事業とともにその強化を図っている。

■主な製品群
たんぱく質・リン・カリウム調整食品:「げんたシリーズ」(米、もち、麺類)
介護・高齢者食品:「とろみ調整食品」、「ソフトシリーズ」、「やわらかシリーズ」、「高カロリー食品」、「水分補給食品」

万有製薬株式会社http://www.banyu.co.jp/
 万有製薬は、米国メルク社の100%日本法人である。米国メルク社は1891年に設立され、なによりも患者さんを最優先することを基本理念とする世界的な研究開発主導の製薬企業である。現在、20以上にもおよぶ疾患分野の治療薬ないしは予防薬の発見、開発、製造、販売につとめている。万有製薬は、「ひとを大切にする、ひとを育てる」という理念のもとに事業を展開し、グローバルで最先端のサイエンスに貢献し、最新のサービスをもって医療制度の充実と社業の発展を図る。

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