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社会との関わり

キッセイ薬品は、1946年(昭和21年)に信州・松本の地で創業してから現在に至るまで、地域社会とのつながりを大切にし、郷土に根ざした企業であり続けたいと願う社風が息づいています。「人びとの健康で豊かな暮らしのお手伝いを」という信念から、良き企業市民として、地域文化、医療、健康、福祉、環境、スポーツなどの分野で社会貢献活動を続けています。

医療・健康への貢献

公益財団法人 神澤医学研究振興財団

キッセイ薬品は、1997年に財団法人神澤医学研究振興財団(2010年(平成22年)公益財団法人に移行)を設立しました。当財団は、周産期を中心とするリプロダクティヴ・エイジおよび高・老年期の女性に生じる各種疾患に関する成因、予防、診断、治療等への多角的な研究の奨励等により、医療・医学の発展を図り、国民の健康と福祉の向上に寄与することを目的として事業を実施しています。キッセイ薬品は、財団の活動を通じて医療の発展に貢献してまいります。

公益財団法人 神澤医学研究振興財団

信毎健康フォーラム

当社は、信濃毎日新聞社および信毎文化事業財団が主催し、長野県下において開催される「信毎健康フォーラム」に協賛しています。
本フォーラムは、信州大学医学部などの専門の先生方が、糖尿病、高血圧、メタボリックシンドロームなど、人びとの関心の高いテーマについて、一般の方々を対象に、講演やパネルディスカッションを通じて日常生活に役立つ健康知識を分かりやすく提供するものです。
当社は、人びとの健康の保持・増進に資することを目的に、1994年開催の第1回目から協賛しており、2019年12月には節目となる第100回目の開催を迎えた歴史のある市民向け講座です。
なお、2020年以降はコロナ禍により開催が見送られています。

福祉への貢献

児童福祉施設への寄付

2006年より本社・松本工場、塩尻工場およびヘルスケア事業センターで開催する文化祭での募金活動やチャリティーバザーの収益金等を児童福祉施設「松本児童園」に寄付しています。新型コロナウイルスの影響により2020年度以降、文化祭は開催しませんでしたが、募金活動やリモートイベントなどの収益金を寄付しました。
この寄付には、社員食堂の生ごみを発酵させたリサイクル有機肥料「オーガニックコンポスト」を文化祭で販売した収益金も含まれています。

文化祭チャリティーバザー(2019年度)

エコキャップ運動

当社ではペットボトルのキャップ回収を通した寄付活動をしています。当社で集めたペットボトルのキャップを回収業者に引き渡し、回収業者でプラスチック再生原料に製品化し、その売上金の一部をNPO法人に寄付しています。
2022年度は、年間106㎏(53,000個)のペットボトルのキャップを収集し、回収業者へ引き渡しました。
また、キャップを焼却処分せずに再資源化することは、二酸化炭素の排出削減にもつながります。
当社では、今後も継続してこの活動に取り組んでまいります。

廃プラスチック再生品の購入への取り組み

当社から排出される梱包用ストレッチフィルム、ビニール袋、プラスチック製容器など単独の素材でできた汎用プラスチックは、再生利用可能な「資源」となります。当社はこれら廃棄物を分別し廃プラスチック再生化に取り組んでいる回収業者へ引き渡しています。
回収業者は当社、また、他社から収集した汎用プラスチックを再原料化し再生ポリ袋等の製造販売をしています。当社はその再生ポリ袋を購入し使用することにより、資源循環に協力しています。

ブックドネーション

ブックドネーションとは、会社や家庭で読み終えた書籍や、使い終えたDVD、CD、ゲームソフトを買い取り専門会社が査定し、買い取り相当額を指定した団体に寄付するチャリティーの仕組みです。
当社では、長野県上田市にある㈱バリューブックスへ社員から回収した書籍を送り、現在は2011年3月11日の東日本大震災により壊滅的な被害を受けた陸前高田市立図書館を再建するために2012年からスタートした寄付プロジェクト「陸前高田市立図書館ゆめプロジェクト」を支援先としています。
東日本大震災で失われた図書館は、ゆめプロジェクトを通じた寄付金により2017年7月に再建され、その後も書籍購入や図書館運営費の支援として活動が継続されています。
当社は、2010年9月よりこの活動を開始し、今までに約7,050冊の書籍を㈱バリューブックスへ送り、買い取り相当額約204,000円を寄付しました。

陸前高田市立図書館 外観

社員のクラブによる社会貢献活動

当社では、社員のクラブ活動でも、スポーツを通じて地域社会に貢献していきたいと考えています。テニスクラブの活動で使えなくなったテニスボールは「テニスボールリユース活動」を通して、再利用されています。

年度 寄附先 寄附数(個)
2015 石川県内灘町内 300
2016 青森県弘前市内 535
2017 山口県下関市内 524
2018 佐賀県佐賀市内 612
2019 石川県中能登町内 600
2020 福岡県嘉麻市内 300
広島県広島市内 300
東京都八王子市内 300
合 計 3,471

このボールは、小中学校の机と椅子の脚に取り付けられ、子どもたちが静かで落ち着いた環境で勉強できるようになります。また、社内においても、床に傷がつかぬよう、活用されています。
なお、2021年度に引き続き、2022年度においても新型コロナウイルス感染拡大防止によるテニスクラブの活動自粛のため、テニスボールの提供は行いませんでした。

地域・社会貢献活動

2022年度の主な活動内容は以下の通りです。

時期 主催 活動内容
4月 キッセイ薬品工業㈱ 塩尻工場見学(薬剤師会および薬学実習生)
5月 キッセイ薬品工業㈱ 本社、ヘルスケア事業センター、各研究所等にて事業所周辺の歩道、側溝の清掃(春のごみゼロ運動)
8月 松本市地球温暖化防止市民ネットワーク 「打ち水大作戦2022」:本社・松本工場の敷地内へ井水を利用した散水
9月 キッセイ薬品工業㈱ 信州大学経法学部 環境法務実習
信州大学経法学部 ヘルスケアに関する勉強会
10月 キッセイ薬品工業㈱ 中央研究所見学(薬剤師会および薬学実習生)
キッセイ薬品工業㈱ 当社の全国事業所およびグループ会社周辺の歩道、側溝および公園を中心とした公共施設の清掃(秋の一斉清掃)
12月 穴田川をきれいにする会 企業、地域住民、自治体の共同による河川の清掃
松本市教育文化センター サイエンス教室への参加、企画運営
松本市地球温暖化防止市民ネットワーク 「冬のキャンドルナイト」:地球温暖化対策推進活動への参加、協力
長野県環境保全協会 会員企業にて余剰となったカレンダー、ダイアリー類の市民への無料配布の協力
3月 穴田川をきれいにする会 企業、地域住民、自治体の共同による河川の清掃

オンライン開催

 

地域清掃活動

当社およびグループ会社では毎年春と秋の年2回地域環境保全活動の一環として、事業所周辺の清掃活動を実施しています。春は「ごみゼロの日」にあわせて5月30日前後に長野県内各事業所、上越化学研究所およびグループ会社で「春のごみゼロ運動」を、秋は10月後半に全社員を対象に「秋の一斉清掃」として実施しています。今後も地域への感謝を込め、環境保全活動を継続します。

地域清掃活動

穴田川の清掃活動

松本市にあるキッセイ薬品の本社近くを流れる約5キロの小河川の穴田川は、昭和40年代に宅地化等の影響で急激に汚染が進みました。そこで昭和47年に当社が先頭に立ち、地域住民、企業そして自治体と協力して清掃活動や下水道整備を推進した結果、現在では松本市内でも有数のきれいな川となりました。引き続き毎年の穴田川の河川清掃を継続し、地域貢献とともに環境美化に努めていきます。

穴田川の清掃活動

サイエンス教室

本社のある松本市では、「学びに遊びや、体験を」という趣旨のもと、小学生以上を対象に、科学や天文・プログラミング関連の講座を毎月開催しており、当社はその趣旨に賛同し、科学関連講座として「サイエンス教室(旧 親子科学教室)」に2009年から年に一度、社員がボランティアで協力しています。実験内容については社内のボランティアで意見を出し合い、参加者に喜んでもらえるよう試行錯誤しながら安全を最優先にさまざまな実験を行っています。近年はコロナ禍で以前より行動が制限された状況下ではありましたが、参加者の真剣に取り組む姿や創った物に目を輝かせる姿を目にすることで、ボランティアとして協力する社員にとっても研究職を志すきっかけを再認識し、現在の業務へのやりがいをあらためて感じるなど大変貴重な機会となっています。
この活動が昨今の理科離れ解消につながり、また、参加者の記憶に残ることで、将来、研究の道を志すきっかけになればと願い、今後も引き続き活動に取り組んでいきます。

サイエンス教室

学生の企業見学

将来の進路を選択するために学生の企業見学が増えており、当社においても、薬学生や長野県内の高校生・中学生を中心に、企業見学を受け入れています。
塩尻工場や中央研究所、第二研究所の施設内の見学や、業務紹介をするなど、当社の事業内容を知っていただく良い機会となっています。2020年~2022年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの開催となりました。
また定期的に地域住民の代表の方ともコミュニケーションをとり、当社の活動にご理解をいただいています。

塩尻工場見学(2019年度実施)

環境法務実習

2017年より信州大学経法学部の学生を対象に環境法務実習を実施しています。この実習は学生たちが大学で学んでいる環境法が社会の現場でどのように実践されているかを理解いただく機会となっています。松本本社敷地内の排水処理施設、ボイラー、コージェネレーションシステムや廃棄物保管場所などの環境関連設備の見学等を行い、会議室では学生たちからの環境法等に関する報告や当社環境関連データをもとに、法的届出書類の模擬実習などを通じて意見交換を行っています。
なお、2022年度も2020年度、2021年度に引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの開催となりました。

信州大学環境法務実習(2022年度実施)

松本ぼんぼん

「松本ぼんぼん」は、毎年8月の第1土曜日に開催され、松本市を代表する夏のイベントとなっています。会場となる中心市街地は歩行者天国となり、企業や学校などを主体とした「連」と呼ばれるグループ単位で参加する約2万人の踊り手と大勢の見物客でにぎわいます。
「キッセイ連」は、グループ会社の社員および、その家族約150名が「基本に忠実に笑顔あふれる踊り」を披露し、2018年は最優秀賞を、2019年は優秀賞を受賞しました。
本祭りは終了後に参加者・見物客全員による一斉清掃が行われることも特徴の一つです。私たちキッセイ連は今後もキッセイの活力をアピールするとともに地域との連携を深めてまいります。なお、2020年、2021年は新型コロナウイルス感染拡大により開催中止、2022年、2023年は新型コロナウイルスの感染防止等のため参加を見送りました。

松本ぼんぼん踊りの様子(2019年度実施)

COOL CHOICEへの賛同

2015年に、2020年以降の温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」が採択され、世界の平均気温上昇を2℃未満にする(さらに1.5℃に抑える努力をする)こと、今世紀後半に温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることが打ち出されました。政府はその目標に向けた脱炭素づくりに貢献するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を推進し、当社もその運動に賛同しています。
当社は、関連する取り組みとしてこれまでのクールビス、ウォームビズに加え、長野県が実施した信州スマートムーブ通勤ウィークへ参加し、ノーマイカー通勤、エコドライブ通勤などにも取り組んでいます。

薬剤師セミナーへの講師派遣

当社は、学生の進路選択の一助として、また薬業界や地域産業の発展に寄与できればとの思いから、長野県薬剤師会が中高生を対象に年1回開催している「長野県薬剤師セミナー」へ講師の派遣を依頼され、当社社員も講師を務めています。
当セミナーは薬剤師に興味がある中高生やその保護者など100名以上が参加しており、製薬企業の他、薬局、病院、行政などの立場から、日ごろの業務における薬剤師の役目、仕事のやりがい他について講演しています。またセミナー終了後は個別相談にも応じ、より具体的な内容について説明しています。
2020年~2022年は、セミナーの開催はありませんが、薬剤師会発行のリーフレットや薬剤師会ホームページに掲載のお仕事紹介動画等の作成に協力しています。

中学生を対象とした薬剤師セミナー(2019年度実施)

文化芸術への貢献

キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)ネーミングライツ

2012年(平成24年)7月に松本市にある長野県松本文化会館のネーミングライツを取得しました。同施設の維持・管理およびサービスの向上を図り、文化芸術振興に寄与することを目的としています。
キッセイ文化ホールではセイジ・オザワ 松本フェスティバル、各種コンサート、吹奏楽団の演奏会など多種多様なイベントが開催され、地域の文化芸術活動を支える拠点として広く親しまれています。

キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)

セイジ・オザワ 松本フェスティバル

音楽は、世界共通の言葉です。人びとが共感し感動できる文化活動を応援し育んでいくことは、企業の重要な役割であるとキッセイ薬品は考えています。
1992年(平成4年)9月から年1回、松本で開催される音楽祭「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」(旧 サイトウ・キネン・フェスティバル松本)は、世界屈指のマエストロ小澤征爾氏のもとに世界中から優れた音楽家たちが結集し、心に響く最高水準の音楽を日本から世界に向けて発信しています。
同フェスティバルはキッセイ文化ホールなど、松本市内各会場にて開催されており、当社は、第1回より協賛しています。

スポーツへの貢献

松本山雅フットボールクラブ

スポーツを通じて、老若男女が気軽に集い、世代を超えて人々と関わり合うことは、健全で活気のある社会を形成する上で、有効な手段になると考えられます。
キッセイ薬品は、人びとの健康を願う企業として、また、地域社会への貢献活動の一環として、松本山雅フットボールクラブをオフィシャルスポンサーとして応援しています。
松本山雅フットボールクラブは1965年に長野県松本市において結成され、2010年にJFL(日本フットボールリーグ)、2011年にJリーグに加盟し、2015年には念願のJ1昇格を果たしました。
同クラブは、サッカーを通じ、未来ある子どもたちと市民に夢と希望、感動を与え、地域に元気と活力をもたらすような「ひとづくり」「まちづくり」「未来づくり」に貢献することをビジョンに掲げ活動しています。
現在は、再度J1を目指すべく、まずはJ2への復帰に向けて、J3リーグで戦っています。

松本山雅フットボールクラブ 公式サイト

市民タイムス旗 野球大会

松本市の新聞社「市民タイムス」は、野球を通じて生きがいや友情・連帯を育み、地域の活性化、スポーツ文化の振興を目的に、毎年、少年野球大会、早起き野球大会を開催しています。
当社は、本大会への協賛を行い、地域の人びとの健康増進と交流に貢献しています。

少年野球大会(市民タイムス提供)(2023年度実施)

マラソン、陸上競技大会

当社は、県民の心身の健全な発展に寄与すること目的に、信州安曇野ハーフマラソンや松本マラソンなど多くのイベントに協賛しています。

信州安雲野ハーフマラソン(2023年度実施)

お客様との関わり

くすり相談の窓口

キッセイ薬品は1995年(平成7年)に「くすり相談センター」を開設し、医療関係者(医師、薬剤師等)の他、患者さんやその家族の方等からの様々なお問い合わせに対応しています。

医薬品は、患者さんの病状や体質等に合わせて適切に使用されることで有効かつ安全に効果を発揮します。くすり相談センターでは、医療関係者および患者さんやその家族の方々との相談対応業務を通じて医薬品の適正使用をサポートし、より良い医療に貢献すべく活動しています。なお、いただいた貴重なご意見は、今後の製品改良に活かすよう取り組んでいます。
また、2022年6月に発売した顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症治療薬「タブネオス」および2023年4月に発売した慢性特発性血小板減少性紫斑病治療薬「タバリス」は、希少疾病であるため専門的なご質問が想定されること、アントラサイクリン系抗悪性腫瘍剤の血管外漏出治療薬「サビーン」については緊急の問い合わせが想定されることから、専用ダイヤルを設置して相談しやすい体制を構築しています。

患者さん向け情報サイトの運営

キッセイ薬品では、重点領域である泌尿器、腎・透析、希少疾病領域等における患者さん向け情報発信として、患者さんとそのご家族のお役に立てる情報サイトを当社コーポレートサイトに開設し、運営しています。
患者さんやそのご家族が笑顔で日常生活を送るためのお手伝いができるサイトをコンセプトに、患者さんの日常生活に対する具体的なアドバイスを各シーン別にQ&Aの形式で掲載しています。
また、2022年8月に、「患者さんのためのANCA関連血管炎サイト」をオープンしました。耳慣れない病気だからこそ感じる不安や疑問に対し、医学的に正しい情報をわかりやすくお伝えしています。
これら情報サイトを通してそれぞれの疾患を抱える患者さんとそのご家族の暮らしに寄り添う情報を発信しています。

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