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キッセイ薬品のマテリアリティ

キッセイ薬品は、「純良医薬品を通じて社会に貢献する」「会社構成員を通じて社会に奉仕する」の経営理念のもと、事業活動を通じて継続的に価値を提供するとともに、中期5ヵ年経営計画「PEGASUS」の基本戦略の一つとして「ESG/SDGsの推進」を掲げ、SDGsが目指す持続可能な社会と地球環境の実現に取り組んでいます。この取り組みの一環として、当社事業との関連性と、ステークホルダーへの影響度の二軸から、当社が優先的に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定し、マテリアリティごとにKPIを設定しました。これらのマテリアリティへの取り組みを通じて、SDGsの実現に貢献していきます。

マテリアリティの特定プロセス

  • STEP1

    国際的なガイドライン等※を参照し、社会課題と自社課題の抽出

  • STEP2

    部門長35名がSDGs研修を受講の上、抽出課題に対して社内アンケート調査を用いて優先順位づけ

  • STEP3

    アンケート結果と外部専門家との対話による重要課題の絞り込み

  • STEP4

    サステナビリティ推進委員会および取締役会でマテリアリティを特定し、そのマテリアリティごとにKPIを設定し、活動を推進

  • STEP5

    新中期経営計画の策定、経営環境変化、ステークホルダーとの建設的対話等を通じた見直し

※SDGs、SASBスタンダード、GRIスタンダード、Access to Medicine Index

マテリアリティ(重要課題)の7つの分類

持続可能な社会の実現に向けて取り組むべき重要課題について、中期経営計画などの当社事業との関連性とステークホルダーへの影響度の二軸から重要度の高い項目を絞り込み、事業活動と経営基盤に関するマテリアリティとして特定しました。
当社事業活動に関するマテリアリティとして、「社会的に有用な製品の開発・提供」「高品質な製品の安定供給」「医療関係者、患者さんとのコミュニケーション」の3つに分類し、これらの活動を支える経営基盤に関するマテリアリティとして、「ガバナンスの強化・充実」「働きがいのある職場づくり」に加え、持続可能な地球環境の実現に向けた「環境への取り組み」や、本社を置く長野県を軸とした地域社会の発展に対する「良き企業市民としての社会貢献」の4つに分類しました。

キッセイ薬品のマテリアリティ

2022年度は、前年設定したマテリアリティに対するKPIに基づき活動を推進し、概ね順調に推移しています。なお、より活動を明確化するため、KPIの一部を修正しています。

事業活動に関するマテリアリティ

①革新的な製品(医薬品、食品)の開発
私たちは、医薬品をはじめとする、優れた製品を自社およびパートナリングにより開発し提供することで、世界の人びとの健康と医療の向上に貢献します。

主な取り組み KPI
創薬研究への取り組みと臨床開発プロジェクトの推進 研究開発パイプライン数および進捗状況
承認申請数・承認取得数
ライセンス活動と海外展開の推進 パートナリングによる新薬の発売国数
ヘルスケア食品事業の展開 治療食・病態食の新製品上市数
※2022年度に見直し

②科学技術への貢献
私たちは、医薬品の研究活動から生まれる革新的な技術の特許化や論文化、またアカデミア等とのオープンイノベーションなどを通じて、健康と福祉の向上に貢献します。

主な取り組み KPI
アカデミア、製薬企業との共同研究
日本製薬工業協会が主催するコンソーシアム等への参画
オープンイノベーションの進捗状況
研究助成を目的とした神澤医学研究振興財団への寄附 研究助成金寄附の継続
※2022年度に見直し

①品質管理と安定供給/調達
私たちは、当社製品が生命関連製品であることを自覚し、最新の法令・規則およびガイドライン等を遵守して製造管理・品質管理体制を構築するとともに、環境に配慮した原材料を調達し、安定供給に努めます。

主な取り組み KPI
「安定供給マニュアル」の策定・運用
新型コロナウイルス感染症対策
「キッセイ医薬品品質システム」の運用
製品別の適正在庫の確保
マネジメントレビューの実施および指示事項への対応
高品質な医薬品の安定供給のための体制構築状況
・安定供給マニュアルの定期的な見直し
・安定生産のための継続的な設備投資
・工場での階層別教育プログラムの実行
・原料、製品別の定期的な調達リスク評価の実施
製品回収
・医薬品回収ゼロ件
・食品クレーム発生率7.0ppm以下
※2022年度に見直し

①製品(医薬品、食品)の適正使用の推進
当社製品がその価値を最大限に発揮するためには、適切な情報提供と適正使用が欠かせません。私たちは、科学的に裏付けられた情報を的確に提供します。

主な取り組み KPI
希少疾病治療薬の販売体制の構築 レアディジーズプロジェクトの活動状況
適切な医薬情報提供活動の推進
AI-Detailの導入
「安全性情報提供システム」による安全性情報の即時提供
科学的根拠に基づく適切な情報提供の推進(重大な不適正使用又は誤使用を誘発させる不適切な情報提供実施件数ゼロ件)
デジタルツールを活用した効率的/効果的な情報提供体制の構築状況

②顧客満足度の向上、患者さん支援
私たちは、医療関係者および患者さんにとって真に必要なソリューションを提供することにより、医療に貢献します。

主な取り組み KPI
くすり相談窓口の運営 患者さんの立場に立った情報提供の実施
患者さん向け情報サイトの運営 患者さんの立場に立ったウェブサイト制作状況

経営基盤に関するマテリアリティ

①ガバナンス体制の強化
私たちは、継続的な企業価値向上の実現のために、コーポレート・ガバナンスの充実を重要な経営課題と位置付け、社内外の変化に対し、迅速かつ機動的に対応できる経営体制を構築します。

主な取り組み KPI
「キッセイ薬品 コーポレート・ガバナンスに関する基本方針」の策定・運用 改訂コーポレートガバナンス・コードへの適切な対応状況
女性取締役の登用
社外取締役の増員
執行役員制度の導入
ステークホルダーとの対話や取締役会実効性評価を通じた取締役会の機能向上

②リスクマネジメント
私たちは、経営理念の実現、経営計画を達成する上で阻害要因となるリスクを適切に管理し、また、発生したリスクへ的確に対応することで、円滑な企業活動を推進します。

主な取り組み KPI
リスク管理体制の構築 リスク管理項目の適宜見直しと、適切な対策の検討・実施
災害対策、パンデミック対策(BCP:Business Continuity Planning)の整備、更新 事業継続マネジメント(BCM)/事業継続計画(BCP)の整備・運用

③コンプライアンスの遵守
コンプライアンス重視の企業活動は、すべてのステークホルダーから信頼を得て企業が健全に発展していくための基本となります。私たちは、コンプライアンスを実践し、企業活動を行います。

主な取り組み KPI
コンプライアンス・プログラムの実践 コンプライアンス啓発教育の実施回数(各部門半期1回以上)
コンプライアンス・アンケート実施状況(回答率95%以上)
通報・相談制度「キッセイほっとライン」の運用 重大なコンプライアンス違反件数(0件)
動物福祉に配慮した動物実験の実施 動物実験の実施に対する当社の取り組み状況
※2022年度に見直し

①人材育成
私たちは、社員それぞれの個性を尊重し、個々の能力や適性に焦点を当てた多様な能力開発機会の提供を通じて、会社の発展、さらには社会に貢献できる人材の育成に取り組みます。

主な取り組み KPI
階層別研修・職能別教育の実施 階層別研修・職能別教育の実施状況
DX人材育成教育の実施状況
自己啓発支援 通信教育受講率
能力・キャリア開発面接制度 能力・キャリア開発面接制度の実施状況

②ダイバーシティ(多様性)の推進とジェンダー平等
私たちは、さまざまな考え方や価値観をもった社員が相互に認め合い、刺激し合うことが企業にとってダイナミズムと創造性をもたらすとの認識のもと、多様な人材がそれぞれの能力を発揮できるように、雇用形態、就労形態、人事諸制度等の労働環境の整備に努めます。

主な取り組み KPI
次世代育成への取り組み(「プラチナくるみん」の認定維持など) 女性社員の育児休業取得率(プラチナくるみん認定基準75%以上/年)
男性社員の育児休業取得率(プラチナくるみん認定基準30%以上/年)
女性活躍推進への取り組み 男性社員の平均勤続年数に対する女性社員の平均勤続年数の割合(70%以上)
差別・ハラスメントの防止 ハラスメント防止研修の実施状況
障がい者雇用 障がい者雇用率(2.3%以上)

③職場環境の充実
「働き方改革」や新型コロナウイルス感染症への対応など職場環境が大きく変わる中、私たちは、社員が高いモチベーションを持って仕事に取り組める環境を整備します。

主な取り組み KPI
健康経営優良法人2023(大規模法人部門)認定取得
ワークライフバランスの推進
ストレスチェック実施率
メモリアル休暇取得率(100%/年)
労働安全衛生、社員の健康維持への取り組み 労働災害件数

①廃棄物の管理および資源循環
私たちは、環境汚染の防止・負荷の軽減、資源の有効活用等を推進して、持続可能な環境の保全に取り組みます。

主な取り組み KPI
環境マネジメントシステムの維持管理(ISO14001の認証取得など) ISO認証更新・維持状況
環境保全活動の実施 廃棄物の削減、再資源化率の向上、最終処分率(前年度比1%以上)
グリーン商品の優先購入 グリーン商品の購入率の向上

②生物多様性への取り組み
私たちは、自社の企業活動が生物多様性や生態系に悪影響を及ぼさないよう配慮し、行動します。

主な取り組み KPI
「遺伝子組換え生物」を用いた研究および治験の適正管理 社内規程・手順書等に基づく適切な研究・治験の実施状況
化学物質の適正管理 有害化学物質(PRTR対象物質等)の適正管理状況
水質管理基準に則した排水の継続

③気候変動への対応
私たちは、日本のカーボンニュートラル宣言に則り、気候変動をリスク要因と認識した環境経営を推進することで、社会と企業の持続的な成長を目指します。

主な取り組み KPI
CO2排出量削減の継続
省エネルギー推進、気候変動対策
CO2排出量削減
・2030年度目標(2013年度比46%削減)(スコープ1+2)
再生可能エネルギー利用率
・2030年度目標(全電力使用量の74%以上)
気候変動に対するリスクと機会の評価の推進

①社会貢献活動への参加
私たちは、本来の企業活動を通じて、社会の持続的な発展に寄与します。また、社会構成員である企業市民として、積極的に社会貢献活動に参加し、経営理念の実現に取り組みます。

主な取り組み KPI
文化芸術、スポーツへの貢献
児童福祉施設への寄付、自然災害に対する支援
社会貢献・地域貢献に資する協賛・寄付件数
地域清掃活動への参加、工場・研究所見学の受け入れ 地域ごとの社会貢献活動状況
※2022年度に見直し

マテリアリティに対するKPIと2022年度の進捗【PDF/ 1508kb】

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