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医薬品

2009年2月 4日

前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「ユリーフ®錠」新発売のお知らせ

キッセイ薬品工業株式会社
第一三共株式会社



 キッセイ薬品工業株式会社(代表取締役社長 神澤陸雄)と第一三共株式会社(代表取締役社長 庄田隆)は、日本国内において共同開発した前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「ユリーフ®錠」(2mg及び4mg)(一般名:シロドシン)を2月5日(木)に発売いたしますのでお知らせいたします。

 本剤は、キッセイ薬品が創製し第一三共と共同開発、平成18年から日本国内で共同販売している「ユリーフ®カプセル」(2mg及び4mg)の新剤形(錠剤)です。ユリーフ®カプセルは、発売以来、高い有用性が評価され、年間売上高150億円規模の製品に成長しています。

 前立腺肥大症に伴う排尿障害は、膀胱下部の尿道を取り巻く前立腺が加齢とともに肥大し、肥大した前立腺が過剰に収縮することにより尿道が圧迫された結果、排尿困難、頻尿、残尿等の排尿障害が発症する男性特有の疾患です。高齢化の進展に伴い、患者数は今後更に増加することが予想されています。

 「ユリーフ®錠」は、錠剤化により従来のカプセル剤に比べ、高齢の患者さんや嚥下機能が低下した患者さんにも服用しやすくなります。また、4mg錠には割線が入り一剤で用量調整が可能となることから、患者さんや医療関係者の利便性の向上に貢献することができます。

 「ユリーフ®」は選択的α1A受容体遮断薬であり、前立腺に主に存在するα1A受容体を遮断することにより、前立腺の緊張を取り除いて尿道抵抗を改善し、前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善します。既存薬に比べ効果の発現が早く、尿が出にくいなどの排尿症状と、頻尿や尿が我慢できないなどの蓄尿症状の両症状を改善する特長があります。

 海外においては、キッセイ薬品の技術導出先企業により開発が進められています。昨年4月には韓国で承認されたほか、米国では昨年10月に承認され、現在発売に向けた準備が進められています。また、欧州では昨年11月に承認申請され、中国では昨年12月に第一三共の中国子会社である第一製薬(北京)有限公司により承認申請されており、今後、世界の患者さんのQOLの向上に貢献する薬剤として成長することが期待されます。


以上



≪ご参考:ユリーフ®錠製品概要≫

■製品名
ユリーフ®錠2mg、ユリーフ®錠4mg
(URIEF®Tab.2mg、URIEF®Tab.4mg)

■一般名
シロドシン(Silodosin)

■効能・効果
前立腺肥大症に伴う排尿障害

■用法・用量
通常、成人にはシロドシンとして1回4mgを1日2回朝夕食後に経口投与する。なお、症状に応じて適宜減量する。

■薬価
ユリーフ®錠2mg 49.50円
ユリーフ®錠4mg 98.10円

■薬価基準収載日
平成20年12月18日

■発売日
平成21年2月5日

■製造販売元
キッセイ薬品工業株式会社

■販売元
第一三共株式会社

<キッセイ薬品 ユリーフ®錠>

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<第一三共 ユリーフ®錠>

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