キッセイ薬品は、「純良医薬品を通じて社会に貢献する」「会社構成員を通じて社会に奉仕する」の経営理念のもと、事業活動を通じた持続可能な社会と地球環境の実現に取り組んでいます。
経営理念の実現に向けて、社内外の環境変化や自社の現状と課題を踏まえ、当社が優先的に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定しています。
当社は、全社が一丸となってマテリアリティの解決に向けた取り組みを進め、人びとの健康への貢献と、社会や地球環境に対する責任を果たしていくことで、社会に必要とされ、社会とともに成長する企業を目指します。
マテリアリティの特定プロセス
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STEP1
国際的なガイドライン等※を参照し、社会課題と自社課題の抽出
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STEP2
全部門長がSDGs研修を受講の上、抽出課題に対して社内アンケート調査を用いて優先順位付け
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STEP3
アンケート結果と外部専門家との対話による重要課題の絞り込み
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STEP4
サステナビリティ推進委員会および取締役会でマテリアリティを特定し、そのマテリアリティごとにKPIを設定し、活動を推進
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STEP5
中期経営計画の策定、経営環境変化、ステークホルダーとの建設的対話等を通じた見直し
当社は前中期経営計画「PEGASUS」において、基本戦略の一つとして「ESG/SDGsの推進」を掲げました。この基本戦略のもと、持続可能な社会の実現に向け、2021年度に事業との関連性とステークホルダーへの影響度の二軸から、優先的に取り組むべき15の重要課題(マテリアリティ)を特定しました。2022年度以降は、マテリアリティごとにKPIを設定し、これに基づいて取り組みの推進と進捗状況を管理してきました。
しかし、当社を取り巻く環境は大きく変化しており、事業活動を通じた社会価値の創造と、ESGなど社会からの要請への対応をさらに強化していく必要があります。そのため、中期経営計画「Beyond 80」(2025年度~2029年度)の策定にあわせて、社会や経営環境の変化、ステークホルダーとの建設的対話、社内アンケート調査等を通じた見直しを行いました。サステナビリティ推進委員会が新たなマテリアリティ案を策定し、取締役会での議論を経て、2025年5月に新たに取り組むべき8つのマテリアリティを再特定しました。
キッセイ薬品の8つのマテリアリティ
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1.独創的な製品の創製・開発
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選定根拠 当社は、「世界中の人びとの健康に貢献する独創的な医薬品を開発し提供する創薬研究開発型企業を目指す」ことを経営ビジョンとしており、強みである低分子創薬技術を軸に、既存治療を変革するゲームチェンジャー医薬品を開発するとともに、ライセンスインにより研究開発パイプラインを拡充し、継続的に医療現場へ届けていく。
また、ヘルスケア食品事業により、くすりと食の両面から健康を支え、高齢者や患者さんのQOL向上に貢献する。
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2.高品質な医薬品の安定供給
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選定根拠 必要とする患者さんに高品質な医薬品を安定的に供給することは、製薬企業の責務である。
国際基準を満たすGMP体制の構築、計画的な設備投資による安定供給体制の強化をすすめるとともに、自然災害や社会情勢の変化などによる調達リスクに適切に対応できるサプライチェーンを構築し、国内外に高品質な医薬品を安定的に供給する。
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3.患者さん中心の医療への貢献
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選定根拠 医療の最終顧客である患者さんの安全を最優先に考え、科学的根拠に基づいた信頼性の高い安全性・有効性の情報を、高い倫理観をもって適切に提供することで、初めて医薬品は医療の向上に貢献できる。
製品の安全性の確保や臨床試験の実施においては、高い倫理観と科学的見地から、適切にリスクと有効性を評価し、適時適切な情報提供を行う。
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4.医療アクセスの向上
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選定根拠 医療技術が進歩を遂げている今日においても、十分な治療に恵まれない患者さんは数多い。
当社は希少疾病・難病等のアンメットメディカルニーズの充足に取り組むとともに、海外パートナー企業との連携により、医療へのアクセス向上に努める。
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5.経営戦略を実現する創造性のある人材の育成
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選定根拠 経営環境が激変する中で、当社が新たな挑戦を進め、真の成長企業への変革を果たすためには、従業員一人ひとりの多様性を尊重するとともに、知識、能力を最大化し、当社の集合知と戦略遂行力を高めることが必要不可欠である。人は競争力と価値創造力を生み出す源泉であり、一人ひとりの活躍と成長が企業の成長を支える。創造性のある人材の育成を通じて、社員と会社が持続的に成長し、創薬研究開発型企業としてさらなる社会的価値の創造を目指す。
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6.ガバナンスの強化
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選定根拠 目まぐるしい経営環境の変化に迅速かつ的確に対応するために、ガバナンスの強化が必要不可欠となっている。遵法経営を基礎に、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うガバナンス体制の構築により、持続的成長を実現し、企業価値を向上させるとともに社会的責任を果たす。
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7.環境経営の推進
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選定根拠 当社は行動憲章において、環境問題への取り組みは人類共通の課題であり、企業の存続と活動に必須の要件であることを認識して、自主的、積極的に取り組むことを定めている。地球温暖化による自然災害の激甚化や海洋プラスチック問題など、環境問題における社会的課題は顕在化している。当社は、世界の人びとの健康への貢献をビジョンに掲げる生命関連企業であり、率先して、地球環境保全活動に取り組む必要がある。
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8.地域社会との共存共栄
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選定根拠 企業は社会的公器であり、地域社会の発展と次世代の育成は果たすべき役割の一つである。当社は社会貢献活動を通じて、社会の持続的な発展に寄与するとともに、企業市民として、積極的に社会貢献活動に参加することで、地域社会との共存共栄を目指す。
当社のサステナビリティ活動は、マテリアリティに対し、各部門が検討し取締役会により決定された取り組みとKPIに基づいて、サステナビリティ推進委員会が進捗状況を管理しています。
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これまでの取り組み(~2024年度)
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事業活動に関するマテリアリティ
1.社会的に有用な製品の開発・提供
①革新的な製品(医薬品、食品)の開発
私たちは、医薬品をはじめとする、優れた製品を自社およびパートナリングにより開発し提供することで、世界の人びとの健康と医療の向上に貢献します。主な取り組み KPI 2024年度実績 創薬研究への取り組みと臨床開発プロジェクトの推進 研究開発パイプライン数および進捗状況
承認申請数・承認取得数国内開発:6テーマ
うち、2024年度変更点:国内申請1テーマ、開発中止1テーマ
海外開発(導出):5テーマ
うち、2024年度変更点:新発売1製品、承認申請1テーマ、契約終了1テーマライセンス活動と海外展開の推進 パートナリングによる新薬の発売国数
製品数および発売国数6製品、62ヵ国 ヘルスケア食品事業の展開 治療食・病態食の新製品上市数 市場調査を踏まえて目標設定した製品プロファイルに基づき、共同開発先と検討中 ②科学技術への貢献
私たちは、医薬品の研究活動から生まれる革新的な技術の特許化や論文化、またアカデミア等とのオープンイノベーションなどを通じて、健康と福祉の向上に貢献します。主な取り組み KPI 2024年度実績 アカデミア、製薬企業との共同研究
日本製薬工業協会が主催するコンソーシアム等への参画オープンイノベーションの進捗状況 リボルナバイオサイエンス社との共同研究推進
AMED主催の産学連携による次世代創薬AI開発、革新的スクリーニングライブラリーDELsプラットフォーム構築に向けた産学連携事業等への参画研究助成を目的とした神澤医学研究振興財団への寄附 研究助成金寄附の継続 公益財団法人神澤医学研究振興財団への寄附 2.高品質な製品の安定供給
①品質管理と安定供給/調達
私たちは、当社製品が生命関連製品であることを自覚し、最新の法令・規則およびガイドライン等を遵守して製造管理・品質管理体制を構築するとともに、環境に配慮した原材料を調達し、安定供給に努めます。主な取り組み KPI 2024年度実績 「安定供給マニュアル」の策定・運用
新型コロナウイルス感染症対策
「キッセイ医薬品品質システム」の運用マネジメントレビューの実施および指示事項への対応 経営陣によるマネジメントレビューの実施、結果のフィードバック
品質イベント管理システム稼働製品別の適正在庫の確保 一部限定出荷品はあるものの、概ね適正在庫を確保 高品質な医薬品の安定供給のための体制構築状況
・安定供給マニュアルの定期的な見直し
・安定生産のための継続的な設備投資
・工場での階層別教育プログラムの実行
・原料、製品別の定期的な調達リスク評価の実施安定供給マニュアルの定期的見直し、改訂
生産体制強化に向けた新製剤棟建設
医薬品品質システム、GMPの基礎、医薬品承認事項に関する階層別研修の実施
世界情勢等を考慮した原材料、資材の定期的なリスク評価と対応実施製品回収
・医薬品回収(0件)
・食品クレーム発生率(7.0ppm以下)医薬品回収:0件
ヘルスケア食品クレーム発生率:2.34ppm3.医療関係者、患者さんとのコミュニケーション
①製品(医薬品、食品)の適正使用の推進
当社製品がその価値を最大限に発揮するためには、適切な情報提供と適正使用が欠かせません。私たちは、科学的に裏付けられた情報を的確に提供します。主な取り組み KPI 2024年度実績 希少疾病治療薬の販売体制の構築 レアディジーズプロジェクトの活動状況 レアディジーズプロジェクトと支店との協働による希少疾病領域製品の情報提供 適切な医薬情報提供活動の推進
AI-Detailの導入
「安全性情報提供システム」による安全性情報の即時提供科学的根拠に基づく適切な情報提供の推進(重大な不適正使用又は誤使用を誘発させる不適切な情報提供実施件数0件) モニタリングおよび資材審査件数:1,918,025件
うち「重大な不適正使用又は誤使用を誘発させる不適切な情報提供実施」0件
厚生労働省監視事業による行政指導対象事案:2件デジタルツールを活用した効率的/効果的な情報提供体制の構築状況 メールディテールによる医療関係者とのコミュニケーション強化
安全性提供システム『KISSEI Safety LINK』活用推進②顧客満足度の向上、患者さん支援
私たちは、医療関係者および患者さんにとって真に必要なソリューションを提供することにより、医療に貢献します。主な取り組み KPI 2024年度実績 くすり相談窓口の運営 患者さんの立場に立った情報提供の実施 患者さんからの電話問い合わせ対応:293件 患者さん向け情報サイトの運営 患者さんの立場に立ったウェブサイト制作状況 既存の患者さん向けサイトの充実:透析そう痒症コンテンツ追加
ANCA関連血管炎医療機関検索サービス登録施設拡充:166施設(うち2024年度16施設追加)経営基盤に関するマテリアリティ
1.ガバナンスの強化・充実
①ガバナンス体制の強化
私たちは、継続的な企業価値向上の実現のために、コーポレート・ガバナンスの充実を重要な経営課題と位置付け、社内外の変化に対し、迅速かつ機動的に対応できる経営体制を構築します。主な取り組み KPI 2024年度実績 「キッセイ薬品 コーポレート・ガバナンスに関する基本方針」の策定・運用 改訂コーポレートガバナンス・コードへの適切な対応状況 改訂コーポレートガバナンス・コードで求められる全ての原則について 遵守(Comply)し、コーポレートガバナンス報告書にて開示 女性取締役の登用
社外取締役の増員
執行役員制度の導入ステークホルダーとの対話や取締役会実効性評価を通じた取締役会の機能向上 取締役会実効性評価を実施し、その評価結果をコーポレートガバナンス報告書にて開示
女性取締役1名(全取締役12名のうち)
社外取締役1/3以上(全取締役12名のうち4名)
R&D ミーティング実施
「マルチステークホルダー方針」制定②リスクマネジメント
私たちは、経営理念の実現、経営計画を達成する上で阻害要因となるリスクを適切に管理し、また、発生したリスクへ的確に対応することで、円滑な企業活動を推進します。主な取り組み KPI 2024年度実績 リスク管理体制の構築 リスク管理項目の適宜見直しと、適切な対策の検討・実施 リスク管理委員会において、各部門により見直されたリスク項目への 対応状況の評価と確認を行い、2025年2月開催の取締役会に適正に運用されている旨を報告(リスク項目:全320項目) 災害対策、パンデミック対策(BCP:Business Continuity Planning)の整備、更新 事業継続マネジメント(BCM)/事業継続計画(BCP)の整備・運用 災害ポケットマニュアルを全役職員へ配付
災害対策本部運営訓練実施③コンプライアンスの遵守
コンプライアンス重視の企業活動は、すべてのステークホルダーから信頼を得て企業が健全に発展していくための基本となります。私たちは、コンプライアンスを実践し、企業活動を行います。主な取り組み KPI 2024年度実績 コンプライアンス・プログラムの実践 コンプライアンス啓発教育の実施回数(各部門半期1回以上) 全社員を対象とした研修実施:8回 コンプライアンス・アンケート実施状況(回答率95%以上) コンプライアンス実践状況アンケート実施(年1回)
アンケート回答率:90.9%通報・相談制度「キッセイほっとライン」の運用 重大なコンプライアンス違反件数(0件) 重大なコンプライアンス違反件数:0件 動物福祉に配慮した動物実験の実施 動物実験の実施に対する当社の取り組み状況 第三者評価機関による認証(AAALAC International等)更新
動物実験委員会開催:8回
動物実験委員会による自己点検:6回
獣医学的管理チームによる安全性研究所内の全動物の定期的一般状態観察:12回(月1回以上)
動物実験指針・規則改訂:12件2.働きがいのある職場づくり
①人材育成
私たちは、社員それぞれの個性を尊重し、個々の能力や適性に焦点を当てた多様な能力開発機会の提供を通じて、会社の発展、さらには社会に貢献できる人材の育成に取り組みます。主な取り組み KPI 2024年度実績 階層別研修・職能別教育の実施 階層別研修・職能別教育の実施状況 【階層別研修】
新入社員教育:50名(2024年度4月入社)
新任部門長教育:6名(2023年10月以降就任者)
中堅管理職教育:19名(ライン管理職就任後3年以上4年未満の管理者)
新任管理職教育:28名
マネジメント基礎教育:27名
【職能別研修】
研究本部人材育成プログラム:研究・製薬本部276名
グローバル人材育成のための医薬英語研修(選抜):事業開発部1名、研究本部11名、開発本部5名、製薬本部5名、信頼性保証本部6名
MR選抜育成研修:医薬営業本部24名、本部外4名DX人材育成教育の実施状況 DX人材育成e-ラーニング受講者数:233名
DXリテラシーアセスメント2028年全社員スコア50以上:2024年度スコア46.2(前年度比+4.6%)自己啓発支援 通信教育受講率 46.1% 能力・キャリア開発面接制度 能力・キャリア開発面接制度の実施状況 能力・キャリア開発面接:119名(2024年度昇格者) ②ダイバーシティ(多様性)の推進とジェンダー平等
私たちは、さまざまな考え方や価値観をもった社員が相互に認め合い、刺激し合うことが企業にとってダイナミズムと創造性をもたらすとの認識のもと、多様な人材がそれぞれの能力を発揮できるように、雇用形態、就労形態、人事諸制度等の労働環境の整備に努めます。主な取り組み KPI 2024年度実績 次世代育成への取り組み(「プラチナくるみん」の認定維持など) 女性社員の育児休業取得率(プラチナくるみん認定基準75%以上/年) 100%(育児休業取得社員数:10名/子女出生女性社員数:10名) 男性社員の育児休業取得率(プラチナくるみん認定基準30%以上/年) 100%(育児休業取得社員数:32名/子女出生男性社員数:32名) 女性活躍推進への取り組み 男性社員の平均勤続年数に対する女性社員の平均勤続年数の割合(70%以上) 79.3% 差別・ハラスメントの防止 ハラスメント防止研修の実施状況 以下の啓発教育を実施
「パワハラ」「セクハラ」「職場におけるさまざまなハラスメント」「労務管理の適正推進」障がい者雇用 障がい者雇用率(2.5%以上) 2.76% ③職場環境の充実
「働き方改革」や新型コロナウイルス感染症への対応など職場環境が大きく変わる中、私たちは、社員が高いモチベーションを持って仕事に取り組める環境を整備します。主な取り組み KPI 2024年度実績 健康経営優良法人(大規模法人部門)認定取得
ワークライフバランスの推進健康経営優良法人認定取得
ストレスチェック実施率
メモリアル休暇取得率(100%/年)健康経営優良法人2025(大規模法人部門)認定取得
ストレスチェック実施率:96.8%
メモリアル休暇取得率:99.4%労働安全衛生、社員の健康維持への取り組み 労働災害件数 3件(うち休業災害件数2件)
各案件について発生要因の分析と再発防止対策を実施3.環境への取り組み
①廃棄物の管理および資源循環
私たちは、環境汚染の防止・負荷の軽減、資源の有効活用等を推進して、持続可能な環境の保全に取り組みます。主な取り組み KPI 2024年度実績 環境マネジメントシステムの維持管理 ISO14001認証更新・維持状況 ISO14001認証維持(更新) 環境保全活動の実施 廃棄物の削減、再資源化率の向上、最終処分率の低減
(前年度比1%以上改善)廃棄物量:前年度比 6.6%増
再資源化率:77.3%(前年同期比7.9%悪化)
最終処分率:3.6%(前年同期比0.3%悪化)
※概算値(詳細集計中)グリーン商品の優先購入 グリーン商品の購入率 32.11% ②生物多様性への取り組み
私たちは、自社の企業活動が生物多様性や生態系に悪影響を及ぼさないよう配慮し、行動します。主な取り組み KPI 2024年度実績 「遺伝子組換え生物」を用いた研究および治験の適正管理 社内規程・手順書等に基づく適切な研究・治験の実施状況 遺伝子組み換え実験安全委員会:2回
遺伝子組み換え生物等の治験安全委員会:該当なし
法令違反:0件
手順書逸脱事例:1件
事故発生:0件
運用ルール改訂:2回
新任担当者への教育・訓練、研究者および守衛への定期教育を実施化学物質の適正管理 有害化学物質(PRTR対象物質等)の適正管理状況 適正に管理している 水質管理基準に則した排水の継続 適正に管理している ③気候変動への対応
私たちは、日本のカーボンニュートラル宣言に則り、気候変動をリスク要因と認識した環境経営を推進することで、社会と企業の持続的な成長を目指します。主な取り組み KPI 2024年度実績 CO2排出量削減の継続
省エネルギー推進、気候変動対策CO2排出量削減
・2030年度目標(2013年度比46%削減)(Scope1+2)2024年度CO2排出量速報値:10,154トン(前年同期比9.7%減)
「キッセイグループ環境基本方針」制定
キッセイグループCO2排出量削減目標を設定:2030年度CO2排出量を2020年度比42%削減再生可能エネルギー利用率
・2030年度目標(全電力使用量の74%以上)2024年度速報値:81.7% 気候変動に対するリスクと機会の評価の推進 TCFD提言に準拠した情報開示
2024年度CDP気候変動質問書スコア:B4.良き企業市民としての社会貢献
①社会貢献活動への参加
私たちは、本来の企業活動を通じて、社会の持続的な発展に寄与します。また、社会構成員である企業市民として、積極的に社会貢献活動に参加し、経営理念の実現に取り組みます。主な取り組み KPI 2024年度実績 文化芸術、スポーツへの貢献
児童福祉施設への寄付、自然災害に対する支援社会貢献・地域貢献に資する協賛・寄付件数 39件:文化芸術・スポーツへの協賛および児童養護施設等への地域・社会貢献に資する協賛・寄附、自然災害に対する支援など 地域清掃活動への参加、工場・研究所見学の受け入れ 地域ごとの社会貢献活動状況 事業所周辺の清掃活動、河川清掃、地元学生との環境法務実習など