あなたの足は大丈夫ですか?健康な足を保つためのチェックリスト

あなたの足は大丈夫ですか?健康な足を保つためのチェックリスト

あなたの足は大丈夫ですか?健康な足を保つためのチェックリスト

毎日を楽しく過ごすには、散歩をしたり、適度に外出して人に会ったり、気分転換することが大切です。
そこで重要になるのが「足」。

しかし、近年では糖尿病腎症が原因で透析を始められる患者さんが増えており、糖尿病の影響で動脈硬化や神経障害が進んでしまった結果、足の血管が狭まって十分な血液が流れなくなくなったり、神経障害が進んで感覚が鈍くなってしまう患者さんも多いのです。

こうした状態を放置してしまうと、重症化して足を切断しなければならなくなってしまう場合もあります。

こうした状況から足を守るには、足の異変を早期に発見して治療することが大切です。 日頃からご自分の足をチェックして、以下のような点が見られたら、早めに先生に相談しましょう。
No. チェック内容
1 糖尿病をお持ちではないですか?

糖尿病患者さんでは血管に障害が起こって痛みやしびれなどの神経症状が出ることがあります。こうした障害が進むと足に血液が十分に行きわたらず、壊疽(えそ)などを起こすこともありますので、注意が必要です。 また、80%の確率で水虫にかかると言われています。
2 足にタコやウオノメ、水虫、切り傷などはありませんか?
足が乾燥し、ひび割れなどしていませんか?

靴下などに血がついていませんか? また足のにおいは気になりませんか?
足の指の間もよく観察しましょう。家族の方に見てもらったり、鏡を使って確認したりしてください。
3 爪は定期的に切って、きちんとお手入れしていますか? 変形してはいませんか?

伸びた爪はけがのもとにもなりますので、こまめにチェックして切りましょう。肥厚した爪、巻爪の手入れは難しいので看護師に相談しましょう。
4 足の皮膚の色は肌色ですか?

赤くなったり、白くなったりしたら要注意です。また、片足だけ色が変わっている場合にも注意してください。
5 足先が冷たく、しびれる、または血が通っていないような感覚はないですか?
6 最近、いつも履いている靴が履きにくくなったり、足がむくんだりしていませんか? 歩くときに痛みを感じてはいませんか?

足が変形していないか、足のかたちを確認してみましょう。ご自身の足に合った靴を選びましょう。
7 歩く時に足に痛みがあり、引きずって歩いていませんか?
より詳しく知りたい方は、「足病変とフットケアの情報ファイル」(http://www.dm-net.co.jp/footcare/)をご覧ください。