透析について考える

このコーナーでは、透析患者さんの治療や暮らしを支える、いろいろな職種の「サポーター」をご紹介。困ったときや不安なときに誰を頼ればよいかがわかります。

管理栄養士

「食事療法」を担う栄養のプロ

管理栄養士

管理栄養士は、食事や栄養についての豊富な知識をもち、病気の人や食事が困難な方への栄養指導も行います。
透析患者さんに必要な栄養量は透析医学会のガイドラインで示されていますが、実際にどれだけの栄養が必要かは、患者さん一人ひとりで違います。また、同じ患者さんでも、その時の透析条件や処方されている薬、体の状態、日常生活に必要な栄養量で食事の制限は変わってきます。

食事は長年の食習慣や地域性、好みなども関係しているため、今までの食生活をいきなり変えるのは難しいかもしれません。管理栄養士は、そういった事情も考慮しながら、栄養のプロとして、無理なく、その人に合った食事内容や食生活の改善策をアドバイスしてくれます。
外来で食事指導をしている透析施設もありますので、疑問があれば、そうした機会に相談してみてください。

管理栄養士に相談できること

  • 必要な栄養素や食事量について
  • 摂った方がいい食べ物、避けたほうがいい食べ物
  • 制限が必要な食品と摂取できる量について
  • 水分・塩分摂取(食事に含まれる塩・水分など)について
  • 食生活で難しいと感じることや疑問
  • 体重の変化に関すること

など

※サポーターの仕事内容や患者さんへの関わり方は、医療機関により異なる場合があります。
詳しくはかかりつけの医療機関にお問い合わせください。

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